ネットでは各地の絶景をとらえた写真が今年も話題になりました。この世のものとは思えない自然の美しさに息をのむとともに、それを大切な人に伝えたいとツイートする気持ちにほっこりすることも。多くの人たちの注目をあつめた風景をご紹介します。

■なんて荘厳…海の中の鳥居と雷の写真が話題

世の中には現実とは思えない美しい景色が沢山ありますが、海の中の鳥居と空を切り裂く雷光を収めた、まるで一幅の絵画のような荘厳な写真が6月に話題を集めました。場所は、茨城県大洗町の「大洗磯前(いそさき)神社」。太平洋に面した丘の上に立つ、創建856年という由緒正しい神社で、眼前の岩礁には「神磯(かみいそ)の鳥居」が立ち、パワースポットとしても人気があります。撮影したのは、地元茨城出身のフォトグラファーのスケガワ(@skgw114)さんで、この写真は神社に奉納されることが決まったそうです。

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■まるでシシガミの森…透き通った池の写真が「神秘的で綺麗」と話題

むせるような深い緑の森の中にこんこんと湧き出る泉、透明な水面に映る魚の影…。見つめているだけで、セミの鳴き声まで遠くなりそうな美しい池の写真が、8月話題を集めました。「めちゃくちゃ神秘的で綺麗」「(もののけ姫の)シシガミ様の森ですね」といった声が相次いだのは茨城県のフォトグラファー、てらぬー(@teranu_photo)さんが撮影した栃木県佐野市の「出流原弁天池」の写真。木々の間から差し込んでいた朝日を生かして、神秘的になるように工夫したそうです。

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■「もののけ姫のオープニングみたい」いにしえの水墨画のような絶景

霧が立ち込めた山あいに朝日が差し込み、みるみる金色に染めていく−。ジブリの「もののけ姫」のオープニングにも似ている美しい写真が、11月話題を呼びました。京都写真家の歓喜団(@maaaaberaaaa)さんが京都府某所で撮影したもの。その光景は100回通っても見られない珍しいもので、「写欲(写真を撮る欲)を放置して眺めていたくなった」と振り返るほどでした。

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■息を飲むほど美しい、彼岸花の絨毯

毎年秋のお彼岸の時期になると花を咲かせる彼岸花。「奈良県でとんでもなく美しい彼岸花の絨毯が撮れたので見てほしい。」というコメントと共に10月投稿された写真が話題となりました。あたり一面、彼岸花が咲き誇り、赤く染まった雲と相まって、まるでこの世のものとは思えないくらい幻想的な雰囲気です。投稿したRyogo Urataさん(@Ryogo_Urata)は京都在住の大学生。奈良県御所(ごせ)市にある「九品寺(くほんじ)」というお寺で撮影したそうです。

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■石垣島で漁師をしている父親から「今朝の海だよ」

石垣島で漁師をしている父親から、島を離れて暮らす娘のもとに送られてきた朝焼けの動画が7月話題になりました。そこに映っているのは漁に出た先で見つけた、多彩な色に染まる幻想的な水平線。本当にきれいなものを見ると、思わず大切な人に伝えたくなってしまいますよね。心あたたまる家族のやり取りが注目を集めました。投稿したのは、本州の大学に通っている4年生のもーえー(@uchina_nchu_)さん。石垣島を離れてから、無性に海を感じたくなる日があるといい、沖縄や石垣島が好きな人に「島を感じてほしい」という思いでツイートしたそうです。

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■「クジラが悠々と空を飛んでる!」映画のワンシーンのよう

巨大なクジラに見える雲が6月話題になりました。撮影したのは「阿部さんa.k.a.留年生。」(@abechan_91)さん。「鯨って空飛ぶんだ。」とのコメントとともにツイッターに投稿すると、「ゲームの世界みたい^^幻想的ですね♡」「ものすごく素敵」など、感動したという感想が続々と集まりました。撮影場所は宮城県の柴田町大河原町までのバイパス。父の日のプレゼントを買いに出かけた日に、帰り道で遭遇した光景だそうです。なお、この雲のかたちは一瞬のことで、撮影後にすぐ形が変わり、わからなくなってしまったそうです。

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■「これ沖縄じゃなくて高知!」エメラルドグリーンの海に大反響!

「これ沖縄じゃなくて高知!」とのコメントとともに投稿された写真が8月話題になりました。エメラルドグリーンに輝く海は透明度が高く、海底の岩や砂、船が落とす影まで見えています。投稿したのはKenKen(@KenKenPhoto)さん。写真の場所は、高知県幡多郡大月町にある柏島。四国の南西に位置しますが、高知の市街地から車で約3時間かかる“はじっこ”で、気軽には行けない場所です。それでも、たびたびSNSで話題になる人気スポットなのだそうです。