新年の仕事始めにあわせ、ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」が、変わった屋外広告を出していると話題です。題して「ビジネス界の遺物展」。…なにやら古ぼけた名刺、履歴書、職務経歴書が、歴史資料のごとく仰々しく展示され、ちょっと不思議な感じです。運営会社は「従来の形式に縛られた名刺・履歴書・職務経歴書の在り方」について「今一度考えるきっかけを作りたい」としています。

ちなみに…あわせて用意されている解説文が面白くて…。たとえば「名刺交換は、紀元前2世紀の中国で、自分の名前を書いた竹や木が起源」なのだそうで、SNSでも驚かれていたりします。

履歴書についても「修正液を使うことが許されないため、極度の緊張が書くものを襲い、そのプレッシャーで書き損じるという悪循環を巻き起こした」…など納得の説明文。思わず過去の疲弊した体験を思い返してしまいますね…。

運営会社が20代から40代のビジネスパーソン600人を対象に行ったビジネスコミュニケーションに関する調査では、「約6割が名刺交換相手のことを思い出せず困ったことがある」「名刺交換相手のうち約7割の方とは交流がなくなっている」「約9割が履歴書・職務経歴書では伝わりづらいものが多いと感じている」といった結果が出ているそう。Wantedlyは現在270万人以上が利用しているといい、運営会社は今回の試みについて「従来型のツールを代替することで個々人の魅力が自由に伝わる世界を作っていきたい」としています。

掲出されているのは、東京メトロ丸ノ内線新宿駅・メトロプロムナードと、東京メトロ日比谷線六本木駅。1月4日(月)から10日(日)までの予定です。