大学の医学部進学は大変狭き門ですね。医学部の現役合格者が「いつから受験対策をしていたか」を調べた調査によると、「小学生から」との回答が最も多くなりました。医学部に進学した子どもをもつ親も「小学生のころからの受験準備」をアドバイスする人が最も多く、対策の早さが進学のカギになりそうです。

理系AI人材育成塾「AiQKIDS(アイキューキッズ)」を運営する株式会社アイキューが2020年12月、子どもが医学部に進学した親1026人を対象に「子どもの医学部受験」に関する調査を行い、このほど結果を公表しました。

■医学部進学…6割以上が現役合格

医学部受験者が何回受験して医学部に進学できたのかを聞くと、6割以上が『現役合格(63.2%)』と回答。現役合格者について「受験勉強対策はいつから始めましたか?」と質問したところ、『小学生から(21.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『高校1年生から(18.7%)』『中学1年生から(17.0%)』という結果になりました。

なお、「受験勉強はどのようなことをしていましたか?」と質問したところ、『学習塾での勉強(52.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『家庭教師での勉強(14.8%)』『学校での授業のみ(12.6%)』『予備校での勉強(10.3%)』『自主学習(9.6%)』と続きました。

アンケートでは具体的に下記のような勉強法を紹介する人もいたようです。

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・幼稚園の頃から勉強する事は毎日の習慣とする(50代/女性/兵庫県)
・小さい頃から学年より上の勉強をしていた(40代/女性/奈良県)
・延々と勉強させるのではなく、1日の量を決め、それが終わったら自由時間にしてあげる。高校生になったら、自己判断に任せる。(50代/女性/東京都)
・小学校くらいから将来の仕事などについて話をしたり見学したりしていた(50代/女性/福岡県)
・子ども自身が勉強したくならない限り、勉強はさせない。興味があるものには、積極的に協力して、一緒に解決する(50代/男性/千葉県)

■医学部受験を目指す親にアドバイス

子どもが医学部に進学した親に、あらためて「医学部受験対策はいつから始めるべきだと思いますか?」と質問したところ、『小学生から(23.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『中学1年生から(23.2%)』『高校1年生から(20.4%)』『小学校入学前から(11.1%)』と続きました。

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アンケートでは、医学部受験において苦労した経験として、下記のようなことがあげられました。

・本人のモチベーションの維持と自信をもたせること(50代/男性/北海道)
・受験科目の多さ(50代/男性/東京都)
・数学が苦手でいつも足を引っ張っていたのでそれを克服するのが大変だったそうだ(50代/男性/神奈川県)
・大学別医学部の特徴などのリアルタイムの情報収集(50代/女性/福岡県)

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また、医学部受験について、下記のようなアドバイスが寄せられています。

・対策は早ければ早いほどいい(40代/男性/大阪府)
・経験者の話を聞かせることです(40代/女性/千葉県)
・日々の学習習慣(50代/女性/愛知県)
・小さい時に基礎学習をしっかりとしておくことが大切である(50代/男性/兵庫県)

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結果について、同社は「今回の調査で、医学部に現役合格した方の2割以上が小学生から受験勉強を始めていたことが判明しました。さらに、勉強法についても聞いてみると、学習塾や家庭教師で勉強をしていた方が多いことが分かりました」と説明。「お子さんが将来医学部受験を目指しているのであれば、親として早くから対策してあげたいですね」としています。