「家の前にぬいぐるみ落ちてたから、ジップロックに入れて迎えにきてねって貼って、ポールに貼っておいたんだけど、今日見たらこんなメモが貼ってあってちょっと感動。犬くんよかったね。」と、犬のイラスト入りの手紙の画像をTwitterに投稿した、ぺんぺこさん(@Delicioushato)。幼い子どもが懸命に書いたことが想像できる絵手紙に、リプ欄には感動の言葉が殺到しました。

「えーめっちゃ良い話(涙)」

「癒されました(涙)。なんかありがとう!」

「殺伐とした心に優しい風が吹きました」

「実際にこんなことってあるんだね」

「優しさの袋詰め」

「持ち主のところに戻れてよかった」

「あれ?目から汗が止まらないや」

ぺんぺこさんが犬のぬいぐるみを拾ったのは、かわいいお手紙が貼られていた日の2日前の夜のことでした。

「家族が家の前の道に落ちていたよといって、犬のぬいぐるみを持ち帰って来ました。とても綺麗な状態だったので、落としたばかりだったのだと思います」(ぺんぺこさん)

交番に届けることも考えたそうですが、「近所の子どもが大切にしていたものなのかな」と思ったぺんぺこさんは、ぬいぐるみが出来るだけ早く持ち主の元に帰れるよう、落ちていた場所にぬいぐるみを貼っておくことにしたそうです。

「翌日は雨の予報が出ていたので、持ち主さんの元に戻るまで数日かかる事を予想して、雨風に当たらないよう、ぬいぐるみをジップロックに入れて、”迎えにきてね”という手紙をつけて掲示しました」(ぺんぺこさん)

すると翌々日の帰宅時、そこにかわいいお手紙が貼られていることに気づきました。

『犬のぬいぐるみをひろってくれた人へ

だいじにふくろにいれてくれてありがとうございました。

これからはおとさないようにきをつけます。

いぬ→(犬のイラスト)』

「お手紙をもらってとても嬉しかったです。自分の気持ちで書いてくれたのか、親御さんと相談して書いたのか……いろんな想像ができて微笑ましかったです。ぬいぐるみを拾ってきた家族にも早く見せたいと思いました」(ぺんぺこさん)

そこで、ぺんぺこさんはすぐにこのかわいいお手紙に返事を書き、もう一度同じ場所に貼っておくことにしました。

「私が書いた返信は、次の日のお昼にはもうなくなっていました。持ち主さんに届いてるといいのですが……」(ぺんぺこさん)

実はぺんぺこさんも幼い頃、何度も大事な人形をなくしてしまった経験があるそうです。

「その度にマンションの掲示板に貼り付けられていたり、何度も私の元に帰ってきてくれました。とても嬉しかったのを覚えています。それもあってか、犬のぬいぐるみが持ち主さんのもとに戻れて本当に嬉しいです」(ぺんぺこさん)

たくさんの方を優しい気持ちにしてくれた今回の投稿ですが、多くの反響に戸惑い、ぺんぺこさんは当初ツイートしたことを後悔していたと言います。

「嬉しい気持ちを伝えたくて投稿したツイートを、たくさんの方に見ていただけたことは嬉しかったのですが、ちょっとした善意のつもりの行動が誤解されてしまったり、心ないリプライなどが飛んできたらどうしようと思い、怖かったのですが、実際は温かい言葉しかなく、心が癒された〜とおっしゃってくださる方もいて、投稿して良かったかな、と思っています」(ぺんぺこさん)

持ち主さんに宛てたぺんぺこさんのお返事写真を見た方からは、「優しさのアナログ リツイート合戦」「また返事が来たりして」といった声も寄せられました。この優しいお返事合戦の続きはあるのか、気になるところです。

「またお返事があっても嬉しいですが、わんちゃんのぬいぐるみが無事に持ち主さんの元に帰れたことがなにより嬉しいので、もう、それに尽きます」(ぺんぺこさん)

もともとはTwitterに投稿する予定ではなかったため、ぬいぐるみの写真などは撮っていないのだそうです。ぺんぺこさんにうかがったところ、「お手紙に描かれていた絵にそっくりな、かわいいわんちゃんでした」とのことです。

持ち主さん、犬のぬいぐるみさんが無事に戻ってきてくれて本当に良かったね!

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)