連日熱戦が繰り広げられている東京五輪。テレビの向こうで真剣勝負に挑む選手たちの姿は、開催を巡るさまざまな問題とは別に、強く美しく、すがすがしいものですよね。…そう、本気で戦う人は、美しい…。ほら、ここそこで鮮やかな身のこなしと対応力で難敵に挑んでいるママパパも???

 今月27日、「ママリンピック(パパリンピック)2020競技種目一覧 ピクトグラム」と題して投稿された、えぽ(@aiuepo615)さんのツイート。そこには、

「おかいもの(2人制)」「おかいもの(3人制)」

「ベイビーリフティング」

「おきがえ」「おむつがえ」

「ごはん投げ」「ごはんキャッチ」

と各競技のピクトグラムが。脇にイヤイヤを爆発させる我が子を抱えレジを通過する腕力と速さ、エンドレス「高い高い」に挑む選手、そして着替えやオムツ替えを嫌がり逃げ回る子どもを俊敏な動きで捕まえるスピード感。極めつきは、傍若無人かつ突然繰り出される「ごはん投げ」とそれをタイミング抜群の滑り込みで受け止める…。アスリートそのものです。

 投稿は、29日昼までに9.5万いいねが付くなど瞬く間に拡散し、「思わず噴き出してしまいました」「やられた、やられたソレ!」「金メダルの日もあれば、入賞ならず悔しい日もあるのだろうと思うと泣けてくる」との声が続々と。「地味な難関競技『寝かしつけ』」「チャイルドシート乗せ、ぜひ競技に!」「ワンオペお風呂も入れてほしい」とさまざまな追加種目の要望が寄せられています。

 現在1歳の娘を育てるワーママという、えぽさんに聞きました。

−このピクトグラムはなぜ?

「開会式でのピクトグラム紹介のパフォーマンスが面白く、興味を持ったのがきっかけです!日頃育児はスポーツだと思ってるので、大変なことも競技風にしたら楽しめるかな、と思い作成しました」

−どれも光景が目に浮かぶようですが、ピクトグラム化する際に意識されたことは?

「子供の躍動感を出せるように工夫しました!また、種目を考えた時もピクトグラム化したときに映えそうな動きのある種目を意識しました」

−めちゃくちゃ大変な育児あるあるですが、ピクトグラムだと笑えますね。

「そうですね。ピクトグラムにして…というよりは、競技だと思えばちょっと気持ちが楽になります。脳内で実況と解説が「これは壮絶なイヤイヤだー!」「2人がかりでも対応は難しいですね、持久戦に持ち込む考えでしょうか」と冷静に中継してくれます笑」

 とのこと。子育ての苦労は万国共通という証左か、海外のユーザーからも「私は日本語ができないけど、これが何を示しているかわかる!」という声も寄せられたそう。「軽い気持ちで投稿したので本当に驚いています」としつつ「ピクトグラムの持つ言語や国境をこえた力を感じました」とえぽさん。

 いろいろな人から要望があった「寝かしつけ」「おふろ」「自転車競技」は漫画で投稿したいと思っているそうですが「しかしここまで反響があると思っていなかったので、面白いと思ってもらえるものが描けるかプレッシャーを感じています…!」とも。

 そうそう。このママ(パパ)リンピックの極意は、「階級別」ならぬ「年代別」があること!イヤイヤ期に魔の5歳児、プレ反抗期に反抗期…その後も?? 終わらない闘い、実況と解説はぜひ、倉田アナとプロスケートボーダーの瀬尻稜さんコンビでお願いします!

(まいどなニュース・広畑 千春)