「旅行が楽しかったことをネコと分かち合いたくてみやげ話を聞かせているのだけど。」とつぶやき、4枚の写真をツイッターに投稿した、ひるね@野鳥生活さん(@Yachoo_Seikatsu)。そこに写っていたのは、飼い主さんをじとぉ〜っと見つめ、どんどん鬼の形相になっていく猫ちゃん!

首輪につけられた可愛いイチゴのチャームとは真逆の、殺し屋のような雰囲気を漂わせる猫ちゃんに、「怒ってますよ、これ。相当怒ってます」「置いて行っただけでオコなのに更にお土産話で火に油を注いでる(笑)」と、失笑&同情のリプライが殺到しました。

「自分がいない旅行は楽しかったか?ん?」
「オレを放置して過ごした時間は楽しかったと、そうか。許さん」
「言いたいことはそれだけか…という表情」
「連れてって欲しかったんやろな」
「なにか言う度に『でも置いてったよね。』ってチクチク言ってきそうw」
「その話はさっきも聞いた。…で、土産の干物は?」

飼い主のひるね@野鳥生活さんによると、ものすごい形相になっていた猫ちゃんは、今年の10月に7歳になった元保護猫の女の子。「鳥」や「鳥がいる情景」を描く画家、ひるね@野鳥生活さんはこの日、2泊の取材旅行から帰ったばかりだったそうです。


楽しかった飼い主さんの取材旅行の話を聞くうち、なぜ猫ちゃんは鬼の形相になったのか?ひるね@野鳥生活さんにお話を伺いました。

ーー猫ちゃん、かなりお怒りの様子でしたね(笑)。

「今回の旅行は新潟と北陸への野鳥の取材旅行だったのですが、普段の出張と違って、旅の先々で景色を楽しんだり美味しい物を食べたりしたので、独りで留守番をしていたネコに対して罪悪感もあり、あれこれ話をして機嫌を取ろうとしたのですが、逆効果だったようでした(笑)。とくに越前の漁港で食べたマグロ丼の話の時は、ネコの目つきが一層するどくなったような気がします(笑)」

ーーなんと(笑)。確かに猫ちゃんに同情したくなるぐらい美味しそう(笑)。

「さすが漁港って感じでした」

ーー普段はどんな猫ちゃんなのですか?

「うちのネコはすごくツンデレで、なでにいくとプイッとするのに、私が仕事を始めると絵の上に乗ってきます。その様子を載せたツイートがフォロワーさんに人気で、いまは #ちょっと描きづらいね というタグをつけてシリーズみたいにしています。りりしい顔をしているのでよく男の子だと思われるのですが、女の子です」

ーー元保護猫という猫ちゃん、どんな経緯でお迎えされたのですか?

「友人の知り合いの知り合いが保護した猫のことをSNSで知り、里親を申し出ました。私の住まいは大阪で、猫の保護地は新潟だったのですが、たまたま富山出張の予定があり、糸魚川にもとても近い場所だったことと、当時うちにいた先住猫がおっとりした面倒見のよい猫だったこと、また、その先住猫の暮らしぶりをつづったブログをご覧になった保護主さんが、”この人なら”と思ってくださったことなど、いろいろな偶然が重なり、ウチで迎えることになりました。先住猫は一昨年19歳で他界しました」

ーーご長寿だったのですね!野鳥生活さんは「猫」を描かれることもあるのですか?

「はい。気が向いた時には描きます」

ーーそれにしても、なぜ猫ちゃんは今回こんなに怒っていたのでしょう?

「普段は私1人が出張で不在にすることが多いのですが、今回は夫と私、2人ともが不在にしたので、”置いていかれた”という気持ちを募らせてしまったのかもしれません。それでも、ペットホテルが大嫌いみたいで、以前預けた時にものすごく嫌がっていたため、今回の取材は2泊ほどでしたので、家でお留守番をさせることにしました。ちなみに私1人の出張の時も、帰宅してからしばらくは視線を合わせてくれません…それでも私の目の前に陣取ってくるので愛らしいのですが(笑)」

ーーまさにツンデレ女子にゃんですね(笑)。ご機嫌を取るため、撮影後は豪華なオヤツを進呈されたとか。

「はい。うちのネコは食べることにあまり執着がないようで、『ちゅーる』なども最初の一口しかなめないのですが、寂しい想いをさせた罪滅ぼし(?)にと、ペットフード売場でいちばん美味しそうなオヤツを選びました。ネコが食べなかったら自分で食べるつもりでしたが、気に入ったようで全部平らげました。オヤツは平らげましたが、食べ終わっても甘えてくることなく、いつもどおりツンデレでした(笑)」

 ◇ ◇

「ペットホテル」が苦手な愛猫のストレスを考慮し、「お家でお留守番」コースを選択した飼い主さん。預けられるストレスは回避出来たものの、やっぱり飼い主さんがいなくて寂しかった猫ちゃん。やっと帰って来てくれた飼い主さんに見せたその鬼の形相は、素直に甘えられないツンデレ女子の「会いたかったよ〜」のお顔、だったようです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)