「お経かな」とつぶやきツイッターに動画を投稿した、ごまめとにまめさん(@gomame_cat)。そこに映っていたのは、しっぽをぶわっとさせながら、「にゃむにゃむにゃむ〜」と不思議な声で鳴いている猫ちゃんの姿。

「マジでお経じゃん…」「唱えるねぇー」「思ってたよりお経だった」と、お経としか言いようのない猫ちゃんの鳴き声に、驚きと爆笑のリプライが殺到しました。

「般ニャ心経かな?w」
「南無南無南無南無〜」
「大山のぶ代みたいな声出してますねw」
「これ猫の声なの?アテレコじゃないの?」
「電車ん中で笑いが我慢出来ません…」
「(飼い主が)笑いこらえてる声が聞こえるのにも笑ったw」

飼い主のMiaさんによると、お経を唱えていたキジトラの猫ちゃんは、ごまめくん。3歳半になる、もと保護猫の男の子です。

実は、ごまめくんのお経のような動画を投稿する直前、飼い主さんは「飼い主が冬用スリッパを新調したら、様子がおかしくなってしまった猫」という動画を投稿。ごまめくんがしっぽをぶわっとさせながらお経を唱えることになった原因は、『飼い主さんが新調した冬用スリッパ』だったのでした。

「一体どんなスリッパを」「猫ちゃんにはスリッパに憑いてた何かが見えていたのでは…」と、ネット民が大盛り上がりするなか、リプ欄には「Kiffness案件だ」という声も。Kiffnessさんとは、おしゃべりするように鳴く猫の動画に音楽をつけ、話題を呼んだ海外のDJ。するとなんと、Kiffnessさん本人がごまめくんのお経動画をラップにした作品をツイートしたのです!

Kiffnessさんによるごまめくんのラップ動画に感動しつつ、「30分ほどこんな感じでお経を唱え、全身カチカチでした。ほんますまんかったごまめさん…」とツイートしていた飼い主のMiaさん。世界中をクスッとさせてくれたごまめくんのお経について、Miaさんにお話を伺いました。

ーーごまめくんには申し訳ないと思いつつ、「お経かな」と「お経かな2」の動画に笑ってしまいました…(笑)。

「スリッパを見てウーウーうなっていたところ、だんだん節がついてきたというか、お経のようにリズミカルなうなり声になっていきました。全身の毛を逆立てていたので、怒って怖がっていたのは理解していたのですが、その様子があまりにもおかしくて、笑いをこらえるのに必死でした…実際はこらえきれておらず、動画に笑い声が入ってしまってるのですが…本猫は必死なのに、面白がって申し訳ないです…」

ーーごまめくんのために、この後すぐにスリッパは封印されたそうですね。ごまめくんは今までにもこんなふうにお経を唱えたことはあったのですか?

「こんなふうになったのは今回が初めてです。普段はあまり鳴かないコで、私の手の匂いを嗅ぎたい時か、呼び鳴きぐらいしかしません。呼び鳴きの声は”あう〜ん”で、志村けんさんみたいで可愛いんです(笑)」

ーーリプライのなかには、ごまめくんの鳴き声に木魚とお鈴の音がつけられた動画も寄せられていましたね。

「木魚やお鈴の音をつけた動画を作ってくださった方、電車の中で見て吹き出した方、嫌なことが吹き飛んだとおっしゃってくださった方、飼い主のアテレコだと思われた方など、たくさん反応をいただき恐縮しております。スリッパを替えたら同じように猫が興奮したり怖がったりした、という反応もいただきました。

本当にたくさん感想やリプライをいただいてありがたいのと、全部把握・返信できてなく申し訳なく思っております。ただ、みなさんもお経だと思ってくださってるようで、自分だけがそう聞こえるんじゃないんだなと安心しました(笑)」

ーー猫DJ、Kiffnessさんが曲をつけたラップ動画にも驚きました!

「猫DJ様のことはつい最近知ったので、こんな近いタイミングで自分の猫の鳴き声をラップ音楽にしてくださるとは思ってもみませんでした。まさか自分のツイートを拾ってくださるとは…ただただびっくりしています。お経(もどきですが)とラップの相性が良くて驚きました。『猫×音楽』って新たな宇宙ですね(笑)」

ーー確かに(笑)。Miaさんのお家には3歳になる黒猫の女の子、にまめちゃんもいらっしゃいますが、にまめちゃんもスリッパに反応を?

「にまめはスリッパの匂いをチェックしたぐらいで、何の反応もしませんでした。膨らんでうなるごまめのことを、びっくりした目つきで見てソワソワしていました」

ーーごまめくんもにまめちゃんも保護猫なのだとか。

「ごまめは妹が住んでるアパートの駐車場に、1匹だけ段ボール箱に入れられて捨てられていました。保護時は生後3週間ほどで、乳歯が少し生えかけていました。普段はとても甘えん坊で、どこか身体の一部を飼い主にくっつけて寄り添ってきます。同居猫のにまめのことはあまり好きではないらしく(笑)、私がにまめに構っていると、割り入って喧嘩をふっかけます。結構やきもち焼きです。

ごまめの全部が可愛いです。可愛くないところがありません。特に可愛いなと思うのは、飼い主の足を枕にして寄り添って寝ることです。にまめに比べて奥ゆかしい甘えん坊なところも可愛いです。ごまめの面白いところは、さびしくなると赤ちゃんの頃から一緒にいるキリンのぬいぐるみを、いつの間にかそばに持って来るところと、筋肉質過ぎて身体が硬く、へそ天が出来ないところです」

 ◇ ◇

甘えたい時にしか鳴かない、普段はとっても穏やかな愛猫が突然唱え始めた「お経」。警戒してるなら撮影してる場合じゃないのに…というご意見もあるかもしれません。でも、何もかもが愛おしい「猫」という大切な家族だからこそ、どんな表情も残しておきたい、と思うのが親心。世界中をクスッとさせてくれたこの瞬間も、いつかかけがえのない大切な思い出になるはずです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)