「ねこに『7時に起こして〜』って言って二度寝したらホントに7時に起こしにきてくれて、ベッドから出るまでの間に三度寝してしまわないようにお世話してくれたときの絵日記」とつぶやき、ツイッターに2枚の絵日記を投稿したAKRさん(@bou128)。

AKRさんは、7歳になる黒猫の男の子、ろんさんと暮らす漫画家さんです。

投稿された絵日記に描かれていたのは、黒猫のろんさんに「7時に起こして〜」と軽く頼んだところ、本当に朝7時1分に起こしてくれたという、衝撃の事実!

さらに、もう一度寝てしまわないよう、AKRさんが完全にベッドを出るまで起こし続けるろんさん。絵日記に描かれたデキる執事のようなろんさんの姿に、「飼い主が起きるまでお世話してる…」「本当に猫??」と、驚きと感嘆のリプライが殺到しました。

「めちゃくちゃ賢い猫ちゃん!」
「優秀な執事長がいて、うらやましいw」
「彼氏を超えて保護者じゃないですか」
「自分を猫だとは思ってないと思う」
「猫って知能結構高い生き物だと思ってるんですけど賢すぎますね…」

リプライの中には、「わかる!」「うちの猫も起こしてくれる」「起こしてくれる時の湿った温かい鼻息とドアップの顔を思い出した」と、同じ経験をした猫飼いさんたちからのリアルな声も。

朝食の催促を兼ねて、猫ちゃんたちが飼い主を起こすのはよくあること。しかし猫飼いさんたちによると、不思議なことに猫たちはしばしば、リクエストした時間ちょうどに起こしてくれることがあるのだとか。

「ちなみにろんさんはけっこう正確な『腹時計』をお持ちなので、普段からわたしよりも時間にキッチリしている」とツイートしていたAKRさんに、ろんさんの「猫目覚まし」についてお話を伺いました。

ーー絵日記のろんさんの「猫目覚まし」に驚きました。この時、スマホの目覚ましアラームはかけていたのですか?

「目覚ましアラームはかけていませんでした。”7時に起きれたらいいな〜”というくらいの軽い気持ちだったのと、この日は早い時間にろんに一度起こされていて、ごはんをあげたりお水を変えたりトイレ掃除をしたりしていて睡眠が足りず、とにかく早く二度寝がしたかったので…ろんに起こしてって言うのが精一杯でした(笑)」

ーーそれで絵日記の1コマ目に描かれているように、朝5時頃に二度寝をされたのですね。で、その2時間後、本当に7時1分に起こしてくれた!

「ろんとは毎日一緒に寝ていて、いつもはろんが起きたタイミングで起こしてくれるのですが、時間指定で起こしてくれたのは今回が初めてです。”何時に起こして”と伝えたのもこれが初めてです」

ーーすごい…。ろんさんはかなり正確な「腹時計」をお持ちとのことでしたが、それを実感されるのはどんな場面ですか?

「近所に高校があるので、夕方に家の前を学校帰りの学生さんたちが通るのですが、ろんさんは彼らの帰路を見守るのが趣味らしく、毎日下校時間になると必ず、お昼寝から起きて窓辺に腰をすえています」

ーーリプライには「うちの猫も起こしてくれる」といった声がたくさん寄せられていましたね。AKRさんは「ろんさんがリクエスト通りに起こしてくれた謎」をどう推理されますか?

「本当に謎なのですが、もしかしたら共同生活をする相手として、お互いに手助けしながら暮らしていこう、と思ってくれているのかもしれません」

ーーちなみに絵日記に描かれている最初の「ニャーン!」の声の大きさと、最後の「目覚まし頭突き」はどれぐらいの強度なのでしょうか?

「『ニャーン!』の声は結構大きいです。ろんは大きい身体の男の子ですが、声はとってもかわいい超ソプラノボイスなので、なかなかに頭に響きます。頭突きは軽めにしてくれますが、いかんせん身体が大きく力も強いので、みぞおちに入るとゴフゴフとむせるぐらいの強度があります。でも慣れているので大丈夫です!」

ーー愛ですね〜。「彼氏を越えて保護者ですね」といったリプライも寄せられていましたが、AKRさんにとってろんさんはどんな存在?

「我が子のように大切にお世話していますが、兄弟のように遠慮なくつつき合う時も、友達のように尊重して距離をとる時もある…って感じでしょうか? ろんさんは世界でいちばん大切な存在です」

ーーAKRさんを三度寝させないよう、ベッドから完全に出るまでちゃんとお世話してくれた後のろんさんはどんな様子でしたか?

「任務完了!という顔で見上げてくれていました」

 ◇ ◇

猫は犬が応答するように人間の言葉に反応をしないだけで、実際は人間の言葉を想像以上に理解しているのではないか、と言われています。とくにいつも一緒に暮らしている飼い主たちの声には注意深く耳を傾けている、という研究結果もあるそうです。

なぜ猫はしばしば、時計のように時間を正確に把握しているかのような行動を取るのか?その真相は謎のままですが、猫たちが飼い主のことを何よりも気にかけてくれている、ということは間違いないようです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)