「会社に行くのが嫌」「もう転職したい」という声をよく聞きますが、そういう人にかぎって、なかなか会社を辞めたりしませんね。愚痴をいうことはあっても、実は「自分の会社が好き」「この会社で働けて嬉しい」という気持ちで働いている人も多いはず。全国の働く男女500人に「自分の会社の好きなところ」を聞いたところ、1位は「人間関係・雰囲気がいい」という結果に。また、働き続けることで「入社当時よりも会社を好きになった」という人は53.6%にのぼりました。

株式会社ビズヒッツが現在仕事をしている女性305人、男性195人を対象に、2021年10月に聞いた調査です。その結果、自分の会社の好きなところは1位の「人間関係・雰囲気がいい」に続いて、「休日のとりやすさ」「自由・マイペースに仕事できる」といった内容が続きました。上位の結果と具体的な内容は以下の通りです。

【1位 人間関係・雰囲気がいい】
・従業員の人間関係がいい。嫌な人やプライベートにまで入ってこようとする人がおらず、仕事仲間以上でも以下でもない感じが楽(20代女性)
・上下関係が厳しすぎないところです(30代男性)
・小規模な会社だが、社長以下みんなが和気あいあいとしていて雰囲気が良い(40代男性)

【2位 休日のとりやすさ】
・休みが土日で安定している。有休消化率が高い(20代男性)
・特別な理由がなくても、有給がとりやすい(30代女性)
・健康面に理解があり、健康診断や急な体調不良でも、優先して休ませてくれる(40代男性)

【3位 自由・マイペースに仕事できる】
・会社のルールが厳しすぎず、のびのびと仕事ができる(20代男性)
・社長が寛大で、色々なことを任されているので、自分である程度のことは自由にさせてもらえる(40代女性)
・自分のやるべき仕事をきちんとしていれば、フレキシブルな時間で仕事できる(50代女性)

【4位 仕事内容】
・私が好きなアクセサリーを扱っているので、お客様にも自信を持ってお勧めできるところ(20代女性)
・クリエイティブな仕事ができること(30代女性)
・教育関係の会社なので、事業が子どもたちへの応援になっているところが好きです(40代男性)

【5位 残業なし・少なめ】
・定時で必ずチャイムが鳴り、ほとんどの人が定時で帰宅するため、帰ることに対して気まずさがありません(20代女性)
・残業が少なく、残業になる場合はきっちり手当てをもらえる(30代女性)
・繁忙期以外は定時で帰れる(40代男性)

なお、「自社の仕事内容と職場環境のどちらが好きか」を聞いた質問では、「職場環境」と答えた人が36.4%で、「仕事内容」をやや上回りました。

時間とともに、深まる職場への愛着

「入社当時と現在では、どちらの方が会社をより好きだと感じるか」と聞いたところ、「今の方が好き」と答えた人が53.6%で、半数を超えました。同社は「時間とともに職場への愛着が深まっているのではないかと推測できます」としています。

「以前の方が好きだった」「今の方が好き」な理由について、具体的な回答は以下の通りです。

【現在の方が好きな理由】
・自分のできる範囲が広がり、より仕事の面白さを感じられているから(20代男性)
・人見知りだったので慣れるまでは人間関係がギクシャクしていました。今は仲良くなれて楽しい(30代女性)
・働き方改革により仕事と私生活が両立できている(40代男性)

【入社当時の方が好きだった理由】
・新人から中堅になり、求められることが多くなり、周りの目が厳しくなった。入社当時の方が居心地はよかった(20代女性)
・入職時は尊敬する上司がいたが、現在は退職されたので。やはり人間関係は大きいと感じます(40代女性)
・途中で合併もあり少しずつ社風が変わった(50代男性)