「食料危機を救う!」「未来のスーパーフード」などと近年話題の昆虫食。その自販機が富山市の住宅街に設置され、じわじわ知名度を上げています。なぜ地方の、しかも人通りの少ない場所にそんなに攻めたシロモノが?謎を探ってみました。

話題を提供してくれたのは、富山市のイラストレーター、山本ちろさんです。山本家では、娘さんが「石川県ふれあい昆虫館」の公式youtubeチャンネル「昆虫からダシを取って雑煮を作ってみた」に触発されて、昆虫食に興味を持ったとのこと。

ダシ・・・・・・・・・・

意外と豊富なラインナップ

食いしん坊の山本さんも、実は虫が苦手。でも愛する娘さんのため、無印良品のコオロギのお菓子を一家で試食するなど、昆虫食への理解を深めてきました。
すると富山市の住宅街に昆虫食の自販機が登場したとの新情報が‼ 山本さんの胸は高鳴ります。「これは、見学に行ってこないと!」

突如、街なかにのぼり旗が

あった!場所は「たかどう鍼灸整体院」??入り口にドーンと設置されています。

思ったよりも種類が豊富。

<この日のラインナップ>
おたのしみ缶
ミルワーム
幼虫ミックス
シルクワーム(蚕)
コオロギ
セミの幼虫
バッタMIX
色々ミックス
スペシャルMIX

この日は売り切れ商品が多く、虫が苦手な山本さんは内心ホッとしつつ、購入を断念したとのこと。のちにSNSでこの話をしたら、「私、食べられるかも!」「飼っている爬虫類も昆虫食べてるし」と意外と抵抗のない人もいたそうです。

気になる売れ筋は…

そもそも、わりと保守的な富山県で、なぜ昆虫食の自販機を設置することにしたのでしょう。コノコト編集部がたかどう鍼灸整体院の髙道諒院長に伺ったところ、施術だけではなかなか改善されない不調を抱えた患者さんのために、食事のアドバイスをする中で、高タンパクで栄養豊富な昆虫食にたどり着いたとのこと。

富山県では気軽に購入できる場所が見当たらなかったため、ことし3月半ばに自販機の設置に踏み切ったそうです。

気になる売れ行きはというと…「ぽつぽつといった感じですね」(髙道院長)。価格は、少量のお試しパックで1000円から。売れ筋はバッタやオケラなど数種類の昆虫を詰め合わせた「ミックス」と食べやすい「コオロギ」だそう。なぜか夜間に売れるというから不思議です。人目を避けたいのかも!?

ちなみに、髙道院長のおすすめは「初心者にはやっぱりコオロギですね。油で揚げて塩を振ってあるので、香ばしく、サクサクした食感が楽しめますよ」。うーん…。「最初は抵抗があるかもしれませんが、栄養価が高く、ダイエット中の女性にもおすすめ。将来の食糧難に向けた予行演習だと思って、気軽に試してみてください」とのことでした!

(まいどなニュース/コノコト)