「【ママパパ、祖父母さん子どもと関わる人には是非読んでほしい】」

自身も母親として子どもを3人育てる真昼の夕焼け(@mahiru____no)さんが、上記の書き出しとともに外食に関する注意喚起のツイートを発信、大きな反響を呼んでいます。投稿者に聞きました。

「先日キッチンカーでかき氷を販売していて、2歳三男が欲しがったのでバニラ味を購入。バニラのかき氷にミルクシロップ?がかかっていたの。受け取った瞬間、ゲロの香り。おかしいと思い何度も臭いを嗅いだ」

異臭がし、色もマンゴーシロップかと思うくらい黄色く変色していたといいます。異変に気付き、まず自身で“毒味”をしてみた真昼の夕焼けさん。口の中がピリピリし、刺激で喉も痛くなるなど、明らかに傷んでいました。店員は「暑さで海外のはすぐダメになるんだよ」との反応。「食べちゃったけど大丈夫!?」と訴えもしましたが、「大丈夫、大丈夫!」と軽く流されてしまったそうです。その後、商品を交換すると提案されましたが、断って返金してもらったとのこと。

真昼の夕焼けさんによると、キッチンカーは市が主催するイベントで出ていたもの。他にも多くの出店や物産展などもあり、地元の方のみならず県外からも参加者があるなど、大規模なイベントだったそうです。

この時も、子供や家族連れ・カップルなど10人以上が集まり、店はそこそこ盛況だったとのこと。店員さんも忙しくて、商品がダメになっていることまでとっさに気づかなかったのかもしれません。

でも、明らかに痛んでいる商品を提供するということは、「仕方ない」では到底済まされない問題です。そもそも、「暑さで傷む」ということを知っているのであれば、最初からそうならないように気をつける必要があるでしょう。

さらに、このようなことがあると、消費者の方の気分も大きく損ねてしまいます。実際に、真昼の夕焼けさんは、あの後しばらく鼻に嫌な臭いが残り続け、今でもかき氷を見るとあの時のことが思い出されるそうです。

意外に多い飲食店のトラブル

このような経験を踏まえ真昼の夕焼けさんは、「小さな子供のいる人は、まず自分が毒味をして危険を防ぐことが大切」と考え、その思いをツイートにて発信。すると、多くの人から反応がありました。

また、ツイートのリプ欄には、飲食店内や食料品の購入時のトラブルに関する話も多く寄せられました。

「かき氷を食べていたら、タバコの灰で一部黒くなった布巾が出てきた」
「スーパーに売っている袋入りのバナナ買ったら袋からナメクジが出てきたことがありました」
「ラーメン食べてたら妙に変な食感がしたので口から出したら、血が付いた使用済みバンドエイドでした」
「某ハンバーガー屋でジュースにサーバの部品はいってました。部品が無いと困りませんかと返品したら、替えがあるから大丈夫ですと言われました。謝罪も無かったですよ」
「我が子も焼き肉屋で烏龍茶を頼んだのに、ストローささってて烏龍茶って思い込んで飲んだのがウーロンハイでした…。子供は顔真っ赤でヘロヘロになりました」
「居酒屋で出汁茶漬け頼んだら、漂白剤の匂いした。漂白洗浄中のポットからお湯ついだらしい、店長呼んだけど絶対大丈夫です!って…」
「私は病院の食堂でかき氷食べてたら、最後の最後でガラス片がでてきました」
「(某ハンバーガーチェーン店で)チーズバーガーのパティが生焼けだったことがありました。あの感触…以来食べられません」

血の付いたバンドエイドやガラス片が入っていたり、子どもにアルコールを提供したりなど、明らかに問題がある例も多く、店側の対応に納得がいかなかったという声も多数ありました。

真昼の夕焼けさんも、同じような経験を何度かしているといいます。

「妊娠中、久々の外食でステーキ屋さんに行きました。食事中、足がムズムズしたので見たら、足元にゴキブリがいました。気持ち悪くて思わず叫んでしまい、たくさんの人に注目されていしまいました。お腹がはって産婦人科へに行き、張り止めも処方されました」(真昼の夕焼けさん)

また、子どもの頃に焼きいも屋さんが来たので母親におねだりをしたところ、「だめ!おじさんが立ちションして、手を洗わないで焼きいも触ってるから」と言われたこともあったといいます。

このように、実に多く方が、飲食店や食品に関するトラブルを経験されているのですね。

これからどんどん暑くなるため、腐敗や食中毒、虫などが混入する問題が起こる可能性はより高くなってくるかもしれません。消費者も注意した方が良いでしょう。

しかし、何より店側がそのようなことがないように、細心の注意を払うことが望まれます。安全面や衛生面も対価に含まれていることを自覚し、管理を徹底して欲しいと思います。

消費者側の発信で店側の意識も改善

真昼の夕焼けさんは、今回のキッチンカーの件をイベントの主催者に連絡。市に報告し、安全性についてきちんと対応することを約束してもらえたそうです。

しかし、このように安全面への疑問も投げかける一方で、悪いところばかりを訴えたいわけではないと、真昼の夕焼けさんはいいます。

「今回のツイートは一部の話であり、しっかりされているお店はたくさんあると思います。多くの方々が今まで食べてきて問題がなかったように、すべてが危険ではなく、しっかり運営しているお店もあることは忘れてはいけません」(真昼の夕焼けさん)

また、今回取り上げられたキッチンカーに関しても、後日見たところ調理する担当と商品の提供、お金のやりとりをする担当を分担して営業を行っていたりなど、衛生面のことを考えて改善したのかな、とも思える部分があったそうです。

イベント主催者や自治体の指導があったか、もしかしたら真昼の夕焼けさんのツイートを見られて対応を改めたのかもしれませんね。

一人の消費者の勇気ある発信によって、提供者側の意識も改善され、状況が良い方へと変わっていくとすれば、それはとても素敵なことではないでしょうか。

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筆者も飲食業に従事した経験があり、今回の話は身につまされる思いがしました。

店側はお金をもらって商品を提供するプロという自覚をもち、消費者に安心安全に楽しんでもらえることを常に意識する必要があります。一方で、消費者側も万が一のことがないよう常に気を付けておくことも、重要なのかもしれません。特に、小さなお子さんがいる場合は、大人が安全であることを先に確認してあげることが大切ですね。

最後に、真昼の夕焼けさんに、店側に求めたいこと、消費者が意識しておくべきことについて、考えをお聞きしました。

【店側に求めたいこと】
「商品が安全かどうか店の方も食べて確認してほしい。お金を触る人と料理を作る人を分担してほしい。材料の管理を徹底して、環境に合ったものを提供してほしい。何かあったときのために連絡先が掲示してあると安心できるかも。購入者は信頼してお金を払っているので、お金をもらう以上はしっかりやってほしい」

【消費者が意識しておくべきこと】
「すべてが危険ではなく、しっかり運営しているお店もあることは忘れてはならない。最初に毒味して、万が一異常があれば、飲み込まずに吐き出す。問題があると感じたら、お店に報告。他の被害者を減らすことにもなる」

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))