赤ちゃんの名づけの際には四季の漢字が使われることは多いですが、2022年6月生まれの赤ちゃんにはどんな名前が人気だったのでしょうか。育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダーが、このほど発表した「6月生まれベビーの名づけトレンド」によると、6月生まれの女の子の名前は「葵(あおい)」「陽葵(ひまり)」が同率1位でした。また、男の子の名前の1位には「陽向(ひなた)」が選ばれたそうです。なお、記録的な猛暑の影響か、女の子では「夏」の漢字を使った名前が急増していたそうです。

同ランキングは、2022年6月生まれの子ども1万150人(男の子:5232人/女の子:4918人)を対象として実施した調査結果をもとに算出したといいます。

【6月生まれ女の子の名前・漢字・よみランキング】

「6月生まれの女の子の名前ランキング」は「葵(あおい)」「陽葵(ひまり)」が同率1位となりました。次いで、3位に「詩(うた)」、4位「陽菜(ひな)」、5位「凛(りん)」と続きました。

調査した同社は1位の名前について「『葵』とはアオイ科の植物を指します。なかでも6月ごろに美しい花を咲かせる『「立葵(たちあおい)』は『つゆあおい』とも呼ばれ、陰暦6月の異称を『葵月』ということからも、6月生まれにぴったりです。葵は様々な色や形 の花が咲くことから、『個性を大切に、美しく育ってほしい』という親御さんの願いも感じられます」とコメントしています。

また、「漢字ランキング」では、1位に「花」、2位「結」、3位「菜」となっており、TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしていたといいます。なお、6月で増加していたのは、名前ランキングで人気が高かった「葵」。4月は24位(93人)、5月は20位(118人)、6月は13位(148人)へと増加。

また、「夏」は5月60位(41人)から6月は23位(100人)へ、人数は2.4倍増となっていたそうです。同社は「今年の6月は、統計開始以来最も梅雨が短い地域があったほか、記録的な猛暑となりました。夏の到来を感じる猛烈な暑さにより、『夏』を名づけに用いる親御さんが増えたのかもしれません」と説明しています。

ちなみに、「夏」を用いた名前は、「夏帆(かほ)」、「夏芽(なつめ)」、「小夏(こなつ)」、「瑠夏(るか)」など69種類のバリエーションがあったといいます。

さらに、「よみランキング」の1位は「えま」、2位「みお」、3位「めい」という結果に。なお、4位「ゆい」、7位「さな」、8位「りお」とTOP10のうち6つのよみが「二音ネーム」でした。呼びやすくて愛らしい印象があり、イマドキな雰囲気のある二音のよみが好まれていることが窺えたといいます。

【6月生まれ男の子の名前・漢字・よみランキング】

続いて、「6月生まれの男の子の名前ランキング」では、1位「陽向(ひなた)」、2位「凪(なぎ)」、3位「陽翔(はると)」、4位「颯(はやて)」、同率5位「結翔(ゆうと)」「蒼(あお・あおい)」「碧(あお・あおい)」と続きました。

調査した同社は上位の名前について「『陽向』は『ひなた』という読みからも、太陽が照り付けるあたたかさや明るいイメージがあり、毎年夏ごろに増加する名前の一つです。そのほかでは『蒼(あお・あおい)』『碧(あお・あおい)』といった男女どちらにも名づけられることの多い『ジェンダーレスネーム』が上位にランクインしていることも特徴です」とコメントしています。

また、「漢字ランキング」では、1位「翔」、2位「陽」、3位「大」という結果に。TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしていますが、6月に増加していたのは「海」。5月34位(56人)から、26位(70人)へとランクアップしており、こちらも夏になると毎年増加する人気の漢字だそうです。ちなみに「海」を用いた名前は「匠海(たくみ)」、「海翔(かいと)」、「海音(かいと)」、「海(かい)」など41種類のバリエーションで名づけられていたといいます。

さらに、「よみランキング」では、1位「はると」、2位「りく」、3位「ひなた」でした。1位の「はると」は2021年11月から8カ月連続で月間ランキング1位の圧倒的人気の名前だそうです。そのほかでは、10位にランクインした「たいが」は、2021年の年間ランキングで39位でしたが今年人気が高まっており、「大雅」「大河」「大賀」「太賀」など23種類の名前で名づけられていたといいます。

運気が良いとされる「五黄の寅」にあやかったのか、2022年は「虎」「琥」を用いた名前が増加しているといい、トラ(Tiger:タイガー)にちなんで、「たいが」と読む人気も高まっていることが窺えたそうです。