プロ野球で選手、監督として活躍した京都府京丹後市出身の故野村克也さんの名言が書き込まれた絵馬の焼き物「ノムさん絵馬」が、同市網野町の障害者通所施設「四つ葉ハウス」で製作されている。利用者らは「受験や就職など人生の節目で、勇気を持つきっかけになれば」との思いを込めた。

 縦11・5センチ、横14・5センチ、厚さ5ミリで、「野村克也ベースボールギャラリー」があるアミティ丹後(同市網野町)で2021年から販売されている。高校、大学受験生や野村さんのファンらが購入し、これまでに約50個が売れた。

 奉納する絵馬ではなく部屋に飾る商品で、利用者が粘土の成形を、職員が焼成をしている。表面には「人間は可能性の生きもの」「敵は我に在(あ)り」、「あと一歩の努力」、「志はいくら高くてもいい」、「ボヤキは永遠なり」のノムさん名言5句が職員の墨筆で書き込まれている。受験シーズンの11月〜2月にかけての購入が多いという。

 職員の西田千佳さん(40)は「丹後出身の大スターにあやかり、ノムさん絵馬を目標実現のための心の支えとして願掛けしている人が少なくない」と話している。1枚800円。

(まいどなニュース/京都新聞)