野球の国際大会「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」は16日、東京ドームで開幕し、日本代表「侍ジャパン」と韓国が対戦する。先発投手は日本が薮田(広島)、韓国が張現植と発表された。15日は台湾を含めた出場3チームの監督が記者会見し、就任後、初の国際試合に臨む日本の稲葉篤紀監督は「両チームとも打撃がいい。守りの野球をやりながら、どうやって点を取っていくかということをやっていく」と抱負を語った。

 薮田は今季、セ・リーグ2位の15勝と飛躍を遂げた。稲葉監督は「この中で一番いい投手だと思っている。しっかり自分の投球をしてほしい」と期待する。

 一方、打線の軸は4番の山川(西武)、上林(ソフトバンク)、近藤健(日本ハム)。直前の練習試合では2試合で計4盗塁と、足を絡めた攻撃も持ち味だ。指揮官は「どの試合も重要だが、初戦に勝つことでチームも乗っていける」と好スタートを誓った。

 台湾の洪一中監督は「日本も韓国も素晴らしい選手ばかりだが、台湾も弱者ではない」と意気込み十分。現役時代は中日で活躍した韓国の宣銅烈監督は「日本は制球力が素晴らしい投手が多い」としつつ、機動力への警戒も強めた。

 17日は韓国−台湾戦、18日は台湾−日本戦があり、上位2チームが19日に決勝を行う。【細谷拓海】

 ○…日本代表は約2時間半の練習で守備の連係を確認するなどしていた。第1戦で先発が予告された薮田はランニングなどで軽めの調整。「持ち味である真っすぐを前面に出して、攻めるピッチングをしたい」と抱負を語った。チームは13日まで宮崎で強化合宿を行っていた。薮田は「雰囲気はすごくいい。一丸となって、最終的に一番上に立ちたい」とまとまりを強調し、意気込みを示した。