福岡県警は21日、国外に無許可で現金計約7億3500万円を持ち出そうとしたとして、住所・職業不詳、イ・ヒョンウ容疑者(34)ら韓国人の男4人を関税法違反(無許可輸出予備)容疑で逮捕した。4人は福岡市の現金強奪事件から数時間後の20日夜、福岡空港国際線ターミナルで多額の現金を所持していたため、県警から事件との関連について事情を聴かれていた。

 逮捕容疑は20日午後6時5分〜11時20分ごろ、それぞれ福岡空港国際線ターミナルから香港国際空港行きの航空機に搭乗する際、1人1億8000万〜1億9000万円を許可を得ずに輸出しようと準備したとしている。県警は認否や動機を明らかにしていない。

 県警によると、4人は19日に関西国際空港から入国した。福岡空港では、透明のポリ袋に入れた現金をスーツケースに詰め込み、手荷物として機内に持ち込もうとしていた。4人は「他人から預かった」などとして強奪事件への関与は否定しており、現場で目撃された男2人とは外見上の特徴も異なっているが、県警は関与について慎重に調べる方針。【菅野蘭】