文化庁長官の宮田亮平さん(72)が20日、大阪市内のホテルで行われた関西プレスクラブの定例会で講演した。文化庁の京都移転を踏まえ、「日本という文化はもう箱や代物だけで売っている時代ではない。これからは文化でどうやって経済的な効果を得ていくか。(東京の)一極集中だけでは無理だ」などと述べた。一方、「自分だけでは伝えきれないことを人様の声を通して伝えてもらうことで文化は栄えていく」と持論を展開した。宮田さんは金工作家で1972年に東京芸大大学院を修了後、同大学長などを歴任。昨年4月に文化庁長官に就任した。【須藤唯哉】