コンピューターゲームの腕前を競い合う競技「eスポーツ」の団体戦リーグ「日本eスポーツリーグ」(eスポーツコミュニケーションズ主催、毎日新聞社後援)が13日に決勝戦を迎える。勝ち進んだのは、東京ヴェルディとサイクロプス大阪。前回初めて開かれた「2016ウインターシーズン決勝」(1月22日)と同じ顔ぶれで、サイクロプス大阪は2連覇、東京ヴェルディは初優勝が懸かる。決勝は東京アニメ・声優専門学校北葛西校舎(東京都江戸川区北葛西4の10の1)を会場に行われ、一般入場は無料。eスポーツコミュニケーションズの筧誠一郎代表に決勝戦を展望してもらった。【兵頭和行】

 前回決勝では、サイクロプス大阪が優勝し、初代王者をものにした。筧さんは「前回は全国的な知名度でナンバーワンの東京ヴェルディを倒し、大阪に軍配が上がった。今シーズンは東京という名に懸けて雪辱を果たすか、大阪が連覇を果たすか。東京VS大阪の死闘が繰り広げられるだろう」と話す。

 競技種目は3タイトル。チーム対戦型シューター「Overwatch(オーバーウォッチ)」(PC)▽サッカーゲーム「FIFA17」(PS4)▽格闘ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION(ブレイブルー・セントラルフィクション)」(PS4)の順で競われ、2勝した方が優勝となる。

 まず第1戦のオーバーウォッチは、東京ヴェルディが国際大会に日本代表を2人送り出し、リーグ戦でも全勝するなど実力的に抜けている。今メキメキと力をつけつつあるサイクロプス大阪が波乱を起こせるかどうかが注目だ。

 次いでFIFA17は、サイクロプス大阪の黒豆(森本貴仁)選手と東京ヴェルディのy0ichiro(皆川洋一郎)選手が対戦する。実力が伯仲しており、どちらが勝ってもおかしくない状況だ。もし第1戦で東京ヴェルディが勝っていれば、ここで優勝が決する可能性もあり、1勝1敗のタイに持ち込みたいサイクロプス大阪と緊張した1戦となる。黒豆選手は前回大会の部門別優勝者のため、今リーグ戦では各チームからマークされ、全勝はならなかったが、折り紙つきの実力者。対するy0ichiro選手は新人ながら絶好調のリーグ戦での勢いを生かすことができるかどうかだ。

 最終戦のブレイブルーは、サイクロプス大阪のどぐら(野崎良)選手と東京ヴェルディのソウジ(佐々木裕司)選手という前回大会の優勝戦と同じ顔ぶれでの対戦。前回は、オンラインのリーグ戦でソウジ選手に負けたどぐら選手が、オフラインの決勝で雪辱を果たすなど実力が拮抗(きっこう)している。もし1勝1敗で最終戦にもつれ込んだ場合、どちらが勝つか分からない白熱した戦いとなるのは必至だ。

 決勝は、13日午前11時から東京アニメ・声優専門学校北葛西校舎で。オープニングの後、午前11時半からオーバーウォッチ、午後1時45分からFIFA17、午後3時からブレイブルー、午後4時15分から表彰式が行われる。

 ◇部門別優勝者・グループ(敬称略)

 オーバーウォッチ部門=東京ヴェルディ▽ブレイブルー・セントラルフィクション部門=フェンリっち(庄司生)選手(インフィニティ大阪)、ソウジ(佐々木裕司)選手(東京ヴェルディ)、モンスター(藤吉達郎)選手(iGS福岡)▽FIFA17部門=あつや(吉田敦也)選手(名古屋OJA)