金沢の伝統工芸品「加賀水引」でネックレスを作り、伝統工芸の魅力を体感してもらう子供向けのワークショップが12日、金沢市の石川県立美術館であった。参加者は細かな作業に苦戦しながら、水引を結び合わせて作品を仕上げた。

 水引はのし袋などの装飾に使われるひもで、より合わせた和紙に水のりを塗って固め、色鮮やかな糸で覆って作る。

 この日は、のし袋で一般的に使われ、縁結びの意味がある「あわじ結び」で編み上げた玉にチェーンを通してネックレスを制作。参加者は緑や水色など好きな色の水引を選び、講師の手元をのぞき込んだり、「次はどの穴に通したらいいの」などと隣同士で相談したりしながら楽しんで作った。

 金沢市の金沢大付小2年、堀添夏希さん(8)は完成したネックレスを首からかけて「好きな水色を選んだ。少し難しかったけれど、楽しい。家に帰っておじいちゃんたちに見せたい」と笑顔で話した。

【日向梓】