コンピューターゲームの腕前を競い合う競技「eスポーツ」の団体戦日本一を決める「日本eスポーツリーグ2017 Summer」(eスポーツコミュニケーションズ主催、毎日新聞社後援)の決勝が13日、東京都内であり、東京ヴェルディが前回覇者のサイクロプス大阪を2−1で降し、初優勝を果たした。【兵頭和行】

 同大会は昨年11月〜今年1月に初めて開かれ、今回は2回目の開催。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市から前回と同じ6チームが参加して6月4日に開幕し、毎週末、総当たりでインターネット上で対戦し、全勝の東京ヴェルディと、3勝1敗1引き分けで2位だったサイクロプス大阪が勝ち進み、この日、東京アニメ・声優専門学校北葛西校舎(東京都江戸川区北葛西4)で対戦した。

 競技種目は、チーム対戦型シューター「Overwatch(オーバーウオッチ)」▽サッカーゲーム「FIFA17」▽格闘ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION(ブレイブルー・セントラルフィクション)」の3タイトル。

 前回と同じ顔ぶれでの対戦となった決勝は、初戦のオーバーウオッチで、サイクロプス大阪が東京ヴェルディ優位との大方の予想を覆して勝つ波乱の幕開けとなった。次のFIFAでは、2試合行ってトータルスコア3−3と互角の戦いとなったが、ゴールデンゴール方式となった3試合目で、東京ヴェルディのy0ichiro(皆川洋一郎)選手がサイクロプス大阪の黒豆(森本貴仁)選手から先に点を奪い、1勝1敗のタイに戻した。

 続いてのブレイブルーは、先に10回勝った方が勝ちというルール。東京ヴェルディのソウジ(佐々木裕司)選手が前回決勝戦で負けたサイクロプス大阪のどぐら(野崎良)選手に4−1とリードし、その後、5−6と逆転を許したが、最後は5連取して勝ち、見事、チームの初優勝を決めた。

 表彰式で東京ヴェルディのソウジ選手は「優勝ってここまで気持ちいいものなんだと思った。チームで勝てたことがすごくうれしい」と語った。

 決勝戦は公開で行われ、父親と一緒に観戦に来たというサッカーゲーム好きの小学4年生、服部太洋くん(10)は「ドリブルが好き。あんなプレーどうやったらできるのだろう。してみたい」と目を輝かせていた。