愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園「のんほいパーク」で、寝たきりだった雌のアジアゾウ「マーラ」(5歳11カ月)が13日午前11時ごろに死んだ。死因は腸捻転とみられる。

 マーラは2011年9月に同園で生まれた。ゾウは繁殖が最も難しい動物とされ、アジアゾウで国内4頭目の誕生だった。母ゾウが育児放棄した影響もあり、13年1月に両前脚の骨折が判明した。

 四肢の筋力が低下して立ち上がれなくなったが、その後、プールでの水中歩行などリハビリを続け、懸命な姿が来場者らの人気を集めていた。

 同園によると、マーラはここ数日、下痢の症状があったが食欲は旺盛で、この日も午前10時ごろからプールでリハビリをしていた。しかし、約50分後に動かなくなって横向きに水に浮かんだ。飼育員が体をたたくなどして刺激を与えたものの、呼吸が止まった。【小倉祥徳】