兵庫県西宮市で17日、弾道ミサイルの飛来を想定した住民の避難訓練が行われた。北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受け、3月から国が県や自治体と合同で各地で実施しているが、関西では初めて。

 市によると住民約1000人が参加。午前10時過ぎ、阪神工業地帯の一角にある鳴尾東地区の防災行政無線からサイレンが鳴り、「ミサイルが発射されたもようです。建物の中や地下に避難してください」とアナウンスがあった。市立鳴尾東小学校には周辺住民が急いで駆け込み、頭を手やかばんで覆ったりした。参加した岡田和泰さん(79)は「避難の仕方などが確認できてよかった」と話した。

 総務省消防庁によると、ミサイル対応に特化した訓練は3月以降、鳥取県や富山県などで14回実施されている。【田辺佑介】