神奈川県大磯町議会は15日、福祉文教常任委員会を開き、中学校関係者と保護者らが出席して今月7日に開かれた中学校給食についての懇話会で、学校敷地内に調理場がある「自校方式」を望む声があったことなどが報告された。町教委は今年12月までに、自校方式など給食の提供方法を調査する予算案を示すことを明らかにした。

 懇話会には14人が出席。異物混入や「おいしくない」と不評だったデリバリー給食が10月で休止され、今後の給食の方向性検討のために開催された。自校方式の要望に加え、他の自治体での実施状況の研究や専門家への調査を要望する声もあった。

 町教委は懇話会の意見もふまえて、自校方式のほか、複数学校の給食を一括調理する「センター方式」、調理場を持つ自校方式の学校が他の学校給食も調理する「親子方式」について、用地や費用などを精査するための調査予算案を新年度に計上する方向を示した。デリバリー給食が休止中の2中学校では家庭弁当持参になり、生徒は落ち着いた様子だという。町教委は今後、学校や保護者の意見を聞きながら給食のあり方を探っていくという。【渡辺明博】