◇単純賭博容疑で5人を書類送検、7人を家裁送致

 佐賀県警察学校(佐賀市)の寮内で巡査12人がトランプゲームの「大富豪」で賭博をしていたとして、県警が単純賭博容疑で5人を佐賀地検に書類送検、7人を家裁送致していたことが15日、県警への取材で分かった。8月25日付。そのうち呼びかけ役の20代巡査を10月5日付で減給10分の1、3カ月の懲戒処分とし、巡査は同日付で依願退職した。

 県警によると、12人の巡査は10〜20代で、6月中旬から下旬に警察学校の寮内で約60回、勤務時間外の休憩や自習の時間にトランプで賭博をしていた。1日当たりで最高約5万円、総額で最大約20万円の利益を得た人もいたという。

 書類送検された5人のうち1人は10月4日付で家裁送致、4人は同10日付で起訴猶予処分となった。家裁は処分結果を明らかにしていない。

 県警は警察学校の鶴直人校長も10月5日付で本部長注意処分とした。牧瀬義昭監察課長は「誠に遺憾。警察官としての自覚をしっかりと持たせるよう教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【池田美欧】