新潟県魚沼市堀之内の「大吾菓子舗」が、新型コロナウイルスの早期終息を願い、妖怪アマビエをかたどった和菓子を作った。疫病を封じ込めるのに力を発揮するといわれ、絵などを飾り祈願することもあるという。

 同店代表の大平徹さん(60)が5月上旬から、練り切りあんで作り始めた。真ん丸い形に、ようかんで作った目やとがったくちばしをつけ、妖怪というイメージを少し変えてかわいらしい形にしたという。細かい作業のため、細い髪の毛やうろこ模様は、和菓子作りに使う道具を使った。すべて手作りで、大量生産はできない。価格は1個270円(税込み)。

 大平さんは「新型コロナウイルスの感染拡大防止のための自粛、中止ばかり。こんな状況なので元気を出してほしいし、自分自身も元気を出していきたい。本当は、こうしたお菓子を作らずにすむ世の中が一番いいですね」と話した。【板鼻幸雄】