10日午前6時ごろ、大阪メトロ御堂筋線梅田駅(大阪市北区)で、なかもず発千里中央行きの電車(10両編成)が出発しようとした際、ホームと電車の隙間(すきま)や段差を埋めるためのゴム状設置物と接触して緊急停止した。乗客約130人にけがはなかった。安全確認などのため御堂筋線は全線で約30分運転を見合わせるなどダイヤが大きく乱れ、約1万4000人に影響した。約5時間後に復旧した。

 大阪メトロによると、ゴム状設置物は車椅子利用者らが乗り降りしやすくするため38駅に設置されている。事故があった箇所は10日の始発前に取り付けたばかりだったが、設置物に不具合があり、電車と接触したという。

 運転見合わせを知らせる梅田駅のモニターを確認していた滋賀県近江八幡市の男性会社員(56)は「職場が(1駅先の)淀屋橋駅なので歩いて行く」と悩ましげに話した。【鶴見泰寿】