群馬県桐生市の生活保護制度の不適切な運用を巡り、福岡資麿厚生労働相は1日の記者会見で、厚労省による監査の結果として「組織としての業務の進行管理等に課題があった」と指摘した。厚労省は県の特別監査を受け、2月に監査を実施。市に3月31日付で結果を通知し、6月上旬までに是正改善報告書を提出するよう指示した。

 また自治体の福祉事務所への警察OBの配置に対して厚労省が行っている国庫補助事業について「不正受給対策や不当要求への対応は引き続き重要」と述べた一方、「申請権の侵害があってはならない。適切な運用の確保について周知徹底を図る」と強調した。【肥沼直寛】