政府は、2019年の天皇陛下の退位に伴う一連の儀式の概要を固めた。陛下の在位30周年記念式典を、同年2月24日に東京都千代田区の国立劇場で開催する方向。退位の儀式「退位礼正殿(しょうでん)の儀」(仮称)を同4月30日に行い、皇太子さまが新天皇に即位される同5月1日に「剣璽(けんじ)等承継の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」を、憲法が定める国事行為としてそれぞれ行う。今年3月をめどに基本方針をまとめる式典準備会合で、一連の日程を示す方針だ。

 政府関係者が明らかにした。在位30周年式典については、昭和天皇の逝去30年式年祭(19年1月7日)の後とし、同3月下旬から始まる統一地方選よりも前に行うことにした。

 過去の退位で天皇が皇位を譲る意思を示した「宣命(せんみょう)」にあたる言葉は、天皇の国政への関与を禁じた憲法を踏まえ、首相か宮内庁長官が退位の事実のみを読み上げることを検討している。

【遠藤修平、竹内望】