外務省は12日、ニュージーランド(NZ)のアーダン首相が今月18〜22日に来日すると発表した。NZはラグビーの強豪国で、20日に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に合わせた訪問。W杯に出場する南太平洋諸国などの要人も大会期間中に来日するとみられ、安倍晋三首相は「ラグビー外交」を活発化させる方針だ。

 外務省幹部によると、アーダン氏は19日に首相と会談する。21日に横浜国際総合競技場で、NZ対南アフリカ戦の観戦を予定する。NZ代表「オールブラックス」はW杯連覇中のチーム。試合前に披露する先住民マオリの民族舞踊「ハカ」も有名だ。

 ラグビー人気の高いフィジーやサモアなどの要人、熱心なラグビーファンとして知られる英国王室のウィリアム王子やヘンリー王子らも、自国チームなどが勝ち進めば、来日する可能性が高いという。安倍首相はこうした要人との会談を調整する。

 ラグビーW杯日本大会には20チームが参加。11月2日に予定される決勝戦まで全国の12会場で熱戦を繰り広げる。【鈴木一生】