参院議員の河井案里容疑者(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選を巡る選挙違反事件で、計60万円を受け取った広島県安芸高田市の児玉浩市長(57)が30日に記者会見し、辞意を表明した。理由について「市政運営に支障をきたすと判断した。私の不徳の致すところ。深くおわび申し上げます」と述べた。

 児玉市長は26日に頭を丸刈りにして陳謝し、進退について「後援会や市民の声を聞いて判断する」と話していた。市によると、30日までに200件以上の苦情が寄せられた。

 一方、同県三原市の天満祥典市長(73)が30日、辞職した。この日開かれた市議会で、辞職が全会一致で認められた。計150万円の受領を認めて辞職の意向を表明していた。事件を巡り辞職した首長は、同県安芸太田町長だった小坂真治氏に続き2人目。【手呂内朱梨、渕脇直樹】