サッカーの元日本代表で、J1浦和で16年間プレーした鈴木啓太さん(36)の引退試合が17日、埼玉スタジアムで行われた。鈴木さんは現役時代をほうふつさせるプレーを随所に見せ、「楽しかったです」と笑顔。「選手として夢の時間は終わりましたが、愛するスタジアム、愛するサッカーから学んだ情熱を胸に次のステージへ進みます」と語った。

 鈴木さんは前半、日本代表でともに戦った仲間らで構成するチームで中村俊輔(磐田)らとプレー。2ゴールを挙げると、後半は浦和OBを主体としたチームの一員として田中マルクス闘莉王(京都)らとプレーして味方のゴールを演出した。

 鈴木さんは2000年に浦和に加入し、15年に引退するまで浦和一筋でプレー。スタミナが武器で、守備的MF(ボランチ)として献身的な守備で浦和の中盤を支えた。06年のリーグ優勝と翌年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇、2度の天皇杯優勝、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝にも貢献し、浦和の黄金期を支えた。【福田智沙】