◇NEC軽井沢72の第1ラウンド

 昨秋の日本女子オープン優勝時や、今年3月の国内開幕戦、ダイキンオーキッドレディースに出場した時と比べ、畑岡奈紗のティーショットのフォームから豪快さが影を潜めた。国内女子ゴルフのNEC軽井沢72は11日、長野県軽井沢町の軽井沢72ゴルフ北コース(6655ヤード、パー72)で第1ラウンドが行われた。身長158センチと小柄ながら大きく縦回転を描いていた腕とクラブヘッドの軌道が、横に傾いて小さくまとまった感じに。ラウンド後に聞くと「フォームを変えた意識はないが……」と首をひねった。

 最終予選会で今季の米女子ツアー出場権を獲得し、これまでに16試合に出場するも12試合で予選落ち(途中棄権1試合を含む)。ショットの飛距離アップを求めれば安定性を欠く悪循環。日本ゴルフ協会ナショナルチームのガース・ジョーンズ・ヘッドコーチに映像を送ってアドバイスをもらうこともあるが、基本的には自分で課題を見つけ、修正点を探る状態が続く。

 2バーディー、3ボギーの内容に、久しぶりにキャディーを務めた母博美さんは「悩みながらゴルフしている感じ」と評した。「一緒に回ったキム・ハヌルさん、鈴木愛さんのプレーを見て、得るものがあった」と畑岡。国内では今週と、来週のCATレディースに出場する予定だが、どこまで「畑岡らしさ」を取り戻せるか。【熊田明裕】