【ロンドン小林悠太】陸上の世界選手権は第9日の12日、ロンドン競技場で行われ、男子1600メートルリレー予選で日本(佐藤拳太郎、金丸祐三、木村和史、堀井浩介)は3分7秒29で2組8着となり、決勝進出を逃した。

 完敗だった。第1走者から他の7チームに離され、差は広がる一方だった。途中のバトンパスでバトンを落とすミスをしたボツワナにさえ追いつけない。結局、1着の米国と8秒以上、決勝進出した5着フランスと6秒以上の差がついた。29歳でリーダー格の金丸は「(日本の)トップでずっとやってきて、この結果は受け入れがたい。ショックが大きい」と目を潤ませながら話した。

 唯一、個人種目の400メートルに出場したエース格の北川貴理(順大)は調子を落として起用できず。走り出しても、第1走者の佐藤が「いざ、走ると出遅れた」と反省すれば、第3走者で初出場の木村は「雰囲気にのまれた」とこぼす。実力で劣る日本が、100%の力を発揮することすらできなければ惨敗は必至だった。

 金丸は「スマートにやり過ぎている。もっと泥臭くやらないといけない。根底からやり直さないといけない」と振り絞るように話したが、世界との距離は広がるばかりだ。