プロ野球で戦力外となった選手らを対象にした12球団合同トライアウト(入団テスト)が15日、マツダスタジアムで行われ、ソフトバンクで通算52勝を挙げた左腕・大隣憲司投手(33)や2014年にDeNAドラフト1位入団の柿田裕太投手(25)、人身事故でオリックスから契約解除となった奥浪鏡内野手(22)ら計51人が参加した。テストは無死1ボール1ストライクからシート打撃形式で行われ、投手は打者4人、野手は4打席に臨み、各球団の編成担当者らにアピールした。【前本麻有】

 ○…今季日本ハムで通訳をしていた元ヤクルトのフェルナンデス投手(31)が合同トライアウトに参加した。2013年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でブラジル代表だった右腕は母国のユニホームで挑み、130キロ台ながら「力強い真っすぐが投げられた」と打者4人を無安打に抑えた。育成ドラフト1位で2009年にヤクルトに入団し、1軍では11、12年に計10試合に登板し1勝を挙げた。通訳をしながらも選手の昼食中や仕事終わりに練習を重ねてきたといい、「マウンドにいる方がやっぱり楽しい」と充実感をにじませた。