ソフトバンクの嘉弥真が8日、契約更改交渉に臨み、保留した。交渉後の記者会見に姿を現さず、広報を通じて「話をしにきただけなのでコメントすることはない」との談話を出した。

 今季6年目の嘉弥真は左の中継ぎとして、自己最多の58試合に登板し日本一に貢献した。

 今年から日本野球機構と選手会の取り決めで、提示額は事前に通知されているが、希望額と開きがあったとみられる。三笠杉彦・球団統括本部長は「良い評価をしている。打ち合わせが一回で終わらないこともある。不思議なことではない」と説明したが、球団広報によると会見を拒否するのは異例で、主力選手の保留は今季初となった。

 プロ入り後、初の未勝利に終わった摂津は現状維持の年俸4億円プラス出来高払いで契約更改した。3年契約の最終年の来季に向け「来年がダメだったら最後だという強い気持ちで臨みたい」と先発ローテーション入りへ決意を語った。主に中継ぎで24試合の登板にとどまった寺原は700万円減の4500万円でサインした。【生野貴紀】