平昌五輪のカーリング男子は15日、1次リーグを行い、日本は英国に5−6で敗れた。

 勝負を分けたのは、ショットのわずかなずれだった。

 4−5で1点を追う第9エンド。SC軽井沢クの日本はハウス(円)内に自軍のストーンが一つ、中央近くに置かれた状態でスキップの両角友の最終投を迎えた。リンクの中央には相手のストーンが縦に三つ並び、ストーンの行く手を阻む。ハウス中央にもう一つストーンを寄せて2点を取りたかったが、やや流れてしまい1点止まり。同点で不利な先攻の最終第10エンドを迎え、結局は勝ち越しを許した。

 両角友の勝負のショットを、弟でリードの両角公が「速度も(コントロールの)読みも良かった」とかばったが、両角公は「ちょっと速かった」と反省した。仮にショットが伸びなくても、両角友やセカンドの山口がブラシで掃くスイープで的確な位置にストーンを収められた。それが分かっていたからこそ、両角友は自らの判断を悔いた。

 初戦で強豪ノルウェーを破ったが、この日の英国や次の16日のスイスなど、世界ランキング8位の日本は1次リーグ序盤戦で自分たちと同じ中堅チームとの戦いが続く。参加10チームのうち準決勝に進むのは上位4チーム。初黒星は、少しのほころびで足をすくわれることを知る教訓になった。【岩壁峻】