池江選手が拠点としてきたスイミングクラブ「ルネサンス亀戸」がある東京都江東区亀戸の住民からは、病状を心配し、回復を願う声が相次いだ。

 ルネサンス亀戸の近くに住む男性(77)は「自分の孫のように思ってきただけに本当につらい。早く良くなって2020年の東京五輪のプールサイドで笑顔を見せてほしい」と話した。近くの主婦(66)は「医学が進んで白血病は治るようになってきていると聞く。今はしっかり休んでほしい」と気遣った。

 ルネサンス亀戸を利用する学生らからは、競技の舞台への復活を信じる声が聞かれた。

 スイミングスクールに通う小学5年の女子児童(11)は「病気だと知ってびっくりした。絶対に負けないでほしい」とエールを送った。大学3年、多田拓矢さん(21)は「未来がある若い選手。東京五輪まで時間があるので、治療に専念してほしい」と語った。

 恩師らからも励ましの声が届いた。

 母校の江戸川区立小岩第四中の伏見孝志校長は「地元の宝で、生徒の励みにもなっている。活躍する姿をまた見せてくれると信じている」と願った。池江選手が中学時代に同中の校長を務めた区立二之江中の茅原直樹校長は「まさかという思い。彼女は明るくて、いつも元気なムードメーカーだった。大変だと思うが、あなたなら大丈夫と伝えたい」と話した。【最上和喜】