【ベルリン中西啓介】ドイツの国政第2党・社会民主党は7日、ベルリンで開いた党大会で、メルケル独首相の国政最大会派キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と大連立政権継続を含めた協議に着手する方針を決めた。独メディアによると、13日にもメルケル氏と社民党のシュルツ党首による会談が行われる。第4次メルケル政権発足失敗による混乱収束に向けた一歩だが、社民党内には大連立反対派も多く情勢は予断を許さない。

 党大会では正式に連立協議入りをする場合、来年1月にも臨時党大会を開き交渉入りを承認することも決まった。その後、大連立協議がまとまることになれば、全党員約44万人による投票で政権入りの可否を決める。社民党は大連立だけでなく、少数内閣への閣外協力や再選挙も視野に協議に臨む方針だが、大連立継続を求める世論は強まるとみられている。

 また党大会でシュルツ氏は得票率81.9%で党首に再選された。