東京大や博物館などが、オーストラリア先住民の遺骨を返還しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日本側が先住民の遺骨を初返還」を解説します。
Q どんな遺骨が返還されたの?
A 東京大と京都大、国立科学博物館が、学術研究のために集めて保管していたオーストラリア先住民の遺骨10体を、オーストラリア側に返還しました。昨年11月には、東大が米ハワイの先住民の遺骨10体も返還していたことも新たに判明しました。
Q どうして遺骨が日本にあったの?
A 19世紀以降、世界中の研究者が人類の進化や民族の違いを調べるために、先住民の遺骨や埋葬品を集めていました。しかし、その多くは遺族の同意を得ずに持ち出されたり、盗まれたりしたものもありました。
Q なぜ今、返還が進んでいるの?
A 過去の行いを反省し、先住民の人たちと和解するため、世界中で遺骨や文化財の返還が進んでいます。日本でも、今後こうした動きが広がる可能性があります。
Q 返還はどのように行われたの?
A 11日に東京都港区のオーストラリア大使館で、非公開の返還式が行われました。遺骨の子孫にあたる先住民グループの代表も参加し、遺骨は約1世紀ぶりにオーストラリアへ戻ります。
Q 返還された遺骨はどうなるの?
A 遺骨は、オーストラリアの先住民が多く暮らす地域や国立の施設で、再び弔われる予定です。
Q 先住民の人たちはどう感じているの?
A オーストラリアの先住民の長老は「祖先の遺骨を故郷に連れて帰ることができて幸せに包まれている。日本とオーストラリアが協力して返還を進めたことに感謝します」と話しています。


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