外国人観光客の増加につながる県内の魅力を発信しようと、県にゆかりのある各界の著名人による「クールジャパン推進会議」が15日、岩出市根来の旧県会議事堂で開かれた。県内の各産業の代表者だけでなく、博物学者の荒俣宏氏や作詞家の及川眠子氏ら東京で活躍する有識者らも出席。特産や宗教などの伝統文化をどう発信するかを話し合った。

 会議は内閣府の外国人向けブランド戦略の一環で、全国各地で開かれている。「クールジャパン」は外国人の関心を呼びやすい和食や伝統工芸、アニメなどの日本文化を指すが、地方では発信方法に苦労している自治体も多いという。

 同日は鶴保庸介・クールジャパン戦略担当相や仁坂吉伸知事ら27人が委員として出席。会議後の取材で、鶴保氏は「和歌山は外への発信という面で遅れている部分があるかもしれない。取り返すつもりで頑張ってもらいたい」と話した。【稲生陽】