七夕祭りが南陽市宮内の熊野大社で開かれ、ご神体とされる52体の獅子頭が祭壇に並べられた。地域の伝統行事で、みそぎの神事だった。獅子頭は地区内の家庭が保管しており、訪れた人たちが祈りをささげた。

 60年ほど前に途絶えていた伝統行事。先々代の宮司・北野猛氏が書いた冊子「熊野大社年中行事」(1966年)に詳細な記述が見つかり、2013年に復活した。

 祭りでは大人にはお神酒、子供にはお菓子がふるまわれた。境内周囲はキャンドルでライトアップされ、本堂脇には願い事を書いた短冊を結ぶための笹も置かれていた。【佐藤良一】