日本の伝統芸能「吟剣詩舞」を発表する「名流吟剣詩舞道高知大会」が11日、県民文化ホール(高知市本町4)であった。四国4県の約140人が参加し吟詠や舞を披露した。

 吟剣詩舞とは、漢詩や和歌を歌う「吟詠」と、吟詠に合わせて舞う「剣詩舞」を総称した日本の伝統芸能。発表の場として四国4県持ち回りで開催し、今年で9回目。

 午前の部では、四国各県の地区コンクール大会の成績優秀者が吟詠を披露した。「雪梅」を歌った愛媛県今治市、製造業、武田翠信(すいしん)さん(62)は「舞台が広くて歌いやすかった。おなかから声を出すので気持ちが良い」と話した。

 また、午後の部では、「志国高知 幕末維新博」の開催に合わせ、坂本龍馬や中岡慎太郎を題材とした吟詠や剣詩舞が披露され、人々を魅了した。

 日本コロムビア吟詠音楽会常任理事の野中秀鳳(しゅうほう)さん(78)は「日本の伝統文化を次世代につなげていきたい」と話していた。【松原由佳】