徳島市の阿波踊りが12日開幕し、市中心部の演舞場や街角では、技を磨いてきた踊り手たちを一目見ようと多くの見物客でにぎわった。期間中は、市内6カ所に演舞場が設置される。午後6時前に開始が告げられると、笛やかね、三味線が奏でる「ぞめき」が街に鳴り響き、熱い4日間が始まった。

 市役所前演舞場であった開幕式では、遠藤彰良市長が「全国の踊るあほう、見るあほうが待ちに待った開幕の日。世界に誇る阿波踊りを発信したい」とあいさつ。飯泉嘉門知事らがテープカットをして開幕を告げた。

 その後、先頭に有名連「阿呆連」が登場。軽快なリズムと共に躍動する男踊りと、しなやかに舞う女踊りを披露すると、桟敷席からは大きな歓声と拍手が送られた。【松山文音】