故・上甲正典監督が指揮を執った2013年以来、4年ぶりに夏の甲子園で初戦を突破した済美。「夢叶うまで挑戦」。選手の保護者らは上甲監督のこの言葉が背中に印字されたTシャツを着て、スタンドから懸命に声援を送った。

 印字された文字は、上甲監督が自ら書いたものだという。左肩には学校創立から101周年目に野球部が創部されたことを意味する「101」という数字と、校訓の「やればできる」の文字。練習では紺色、試合では赤色のシャツを着る。

 長男も済美野球部だった山口直哉選手(2年)の母かおりさん(50)は「上甲監督も天国から見守ってくれていると思う。一戦一戦勝ち上がって頂点を目指してほしい」とエールを送った。

 2回戦は大会第7日(14日の予定)の第4試合で、津田学園(三重)と戦う。【中川祐一】