毎日メディアカフェのセミナー「脳科学が明らかにする言語と音楽の普遍性パート2」が12日、千代田区一ツ橋1の毎日ホールで開かれた。物理学者の早野龍五東京大名誉教授と言語脳科学者の酒井邦嘉東京大教授、フルート演奏家の宮前丈明さんが語り合った。

 早野さんが会長を務める才能教育研究会と酒井さんは、音楽教育「スズキ・メソード」を学ぶ青少年を対象に、音楽に関連した脳のデータを取得する共同研究をしている。

 酒井さんは「12〜17歳の生徒36人に、楽譜とは違う音を含む宮前さんの演奏を聴かせ、生徒の脳の働きを測定した」と報告。「言葉の文法に反応する脳の部位があるのと同じように、音楽の習得や美意識に関係する部位を特定したい」と語った。【斗ケ沢秀俊】