食品ロス削減を啓発するイベントが下関市秋根上町の市立勝山中学校で開かれた。2年生211人がサッカーJ2レノファ山口の河野孝汰選手(18)と寺門陸選手(19)と交流しながら食品ロスについて学んだ。

 イベントは、県廃棄物・リサイクル対策課の主催事業で、レノファ山口が協力して食品ロス削減やマイバッグの持参を呼び掛ける活動の一環。まだ食べられるのに廃棄してしまうことを指す食品ロスは、日本では年間約600万トンに上る。参加した栄養教諭は「1人当たり毎日おにぎり1個分を捨てていることになります」と説明。そのうえで「食品ロスを出さないためには食べ残しや買いすぎないことが重要」と続けた。

 その後、河野選手が「出されたものは苦手なものでも食べるようにしている。中学生はたくさん動くためにも量を食べた方が良い」、寺門選手は「食べられる量を自分で設定している」と自身の管理法の紹介やアドバイスをした。

 続いて両選手は生徒たちの前でリフティングを披露し、サッカー経験のある生徒とはリフティングでのパス回しを楽しんだ。最後の質疑応答では「サッカーを始めたきっかけは」「試合前にすると決めていることはありますか」などと生徒から尋ねられ、2人は「兄の影響で幼少期からボールを触っていた」「気分の上がる音楽を聴いたり、ピッチには右足から入ったりしている」などと笑顔で答えていた。

 陸上部所属という永田啓恵さん(13)は「選手が話していた食生活を参考にしようと思った」、テニス部の古谷瑠威さん(14)は「間食はお菓子ではなく、ご飯などの炭水化物を取ろうと思った」と話していた。【部坂有香】

〔下関版〕