宗像市の宗像高電気物理部が、愛知県で昨年11月に開かれた自律型ロボットの国際大会「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」のロボカップジュニア(サッカー・オープンリーグ)部門で優勝した。電気物理部は同高部活動の“看板部”。国際レベルの大会は今回が7度目の挑戦で、これまで入賞したことはなく、念願の栄冠を獲得した。【前田敏郎】

 大会はロボカップの世界大会以外に三つある国際大会の一つで、アジア大会に該当するという。ロボカップジュニア部門には地区の大会を勝ち抜いた高校や高専、大学など強豪7チームが出場した。

 宗像高チームは、いずれも2年の藤本瑞希さん(17)、中元達哉さん(17)、藤田健由さん(16)、工藤健太さん(17)の4人。半年以上かけてカメラ搭載の自律移動型ロボットを小型化し、回路やプログラミングに工夫を凝らして製作した。

 大会では、ロボット2台を使って相手チームと対戦。初戦を落としたものの、ホテルに戻って敗因を探って改良し、翌日から勝利を重ねた。競技成績に加え、論文やポスター審査、ロボットの仕組みや製作工程に関する英語によるプレゼンテーション、口頭試問でも高評価を得て、総合優勝した。

 4人は13日、伊藤啓一校長や電気物理部顧問の羽生禎伸教諭らと宗像市役所を訪れ、伊豆美沙子市長に優勝を報告した。代表して藤本さんが「今後、世界大会で優勝できるロボットを作りたい」、中元さんが「世界大会で優勝し、宗像市に明るいニュースを届けたい」とそれぞれ抱負を語った。

〔福岡都市圏版〕