熊本県内にある異業種がタッグを組み、熊本名産の河内ミカンと球磨焼酎を原料にしたリキュール「だるまみかんのお酒」を開発した。糖度の高いミカン果汁30%入りで、お酒が苦手な人も楽しめるという。3月の発売を目指す。

 福岡市の食品商社ヤマエ久野の熊本支店(熊本市)が発案し、球磨焼酎メーカーの常楽酒造(熊本県錦町)と農業生産法人のウシジマ青果(熊本市)に呼びかけ、約1年かけて商品化にこぎ着けた。常楽酒造の球磨焼酎にウシジマ青果の糖度12度以上のブランドミカン「だるまみかん」の果汁をブレンドした。

 甘みのあるミカンジュースのような味わいで、アルコール度数は12度。ロックやソーダ割りで楽しめるという。自然災害や新型コロナウイルスの影響などで打撃を受けた市場が明るくなるように招き猫のイラストも添えた。

 常楽酒造の米来(よねき)健会長は「熊本の新しい名産に」、ウシジマ青果の牛島清市社長は「柑橘(かんきつ)の魅力を高めたい」、ヤマエ久野の岸上典義熊本支店長は「これまでにないリキュール商品を開発できた」としている。

 初回は1000本限定で、500ミリリットル入り1210円(税込み)。【山本泰久】