免疫力のアップに重要なのは肺と腸。肺を鍛えて深い呼吸ができるようになれば自律神経が整い、自律神経が整えば腸内環境も良好になり、健康力の向上へとつながります。今回は、順天堂大学医学部教授の小林弘幸(こばやし・ひろゆき)先生に、「肺の健康チェック方法と呼吸トレーニング」ついて伺いました。

肺活
深い呼吸できていますか?
【肺の健康をチェック】
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どれも呼吸が浅くなっているサイン。
肺の周りの筋肉が衰えています。
⇒「呼吸トレーニング」で肺の力を高めましょう

練習「ゆっくり呼吸」
【好きな時間に何回でもOK】
深い呼吸ができるようになる練習です。行う時間に決まりはありませんが、できれば食後30分は避けましょう。
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リラックスした状態で、3〜4秒かけて鼻から息を吸う。
6〜8秒かけて、口からゆっくりと息を吐く。

「ゆっくり呼吸」が免疫力を高めます
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酸素量が増える
鼻から息を吸うと、酸素とともに一酸化窒素も肺に運ばれます。一酸化窒素には、肺胞で血液が酸素を取り込む量を増やす作用が。
血流が良くなる
自律神経のバランスが整っていると、血液循環もスムーズに機能できるようになって、血流が良くなります。
自律神経が整う
ゆっくりと、深く呼吸をすることで、副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整います。
腸内環境が整う
腸の動きをコントロールする自律神経のバランスが整うことで、腸内環境も良好に。


取材・文/オフィス・エム(寳田真由美) 撮影/西山輝彦 イラスト/macco モデル/氷川よし子(SPLASH)

<教えてくれた人>
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)先生
1960年生まれ。順天堂大学医学部教授。自律神経研究の第一人者。日本初の便秘外来を開設した腸のスペシャリスト。学生時代はラグビーに熱中、スポーツにも造詣が深く指導も。著書多数。