前回、「職場の健康づくりに関する意識調査2021」(アクサ生命保険株式会社調べ)で、“中小企業の5社に1社が健康経営を実践”していることを報じたが、ビジネスパーソン自身は、心身の健康について、どのように意識しているのだろうか。

ビジネスパーソンの心身の健康に関する意識と実態を探るため、株式会社大和ネクスト銀行が「ビジネスパーソンの健康づくりに関する調査」をまとめた。対象は全国の20歳〜59歳の男女ビジネスパーソンである。

調査結果によると、8割以上のビジネスパーソンが、からだの健康に自信を持っていることがわかった。

「からだの健康」についての自己評価は、「非常に健康である」と「まあ健康である」の合わせると81.6%で、30代男性と40代女性は昨年より増加しているが、50代男性では昨年よりも減少している。

また、「こころの健康」の自己評価も、75.2%が「健康」と回答し、多くのビジネスパーソンは、心身の健康に自信を持っているようだ。

では、健康のために、どのような取り組みをしているのだろうか。1位は「タバコを吸わない」、2位「外出後の手洗い・うがい」、3位「睡眠時間の確保」で、昨年の調査で3位だった「なるべく歩く・階段を使う」は6位にランクダウンしている。

健康づくりのための取り組みで、効果を実感している順位は、1位「睡眠時間を確保」、2位「運動・スポーツ」、3位「手洗い・うがい」となっている。

では、コロナ禍によって、健康に対する意識には変化が生じているのだろうか。コロナ禍で意識が高まったものの1位は「免疫力」(27.6%)、2位「ストレス」(27.3%)、3位「睡眠」(23.5%)、4位「体重」(16.6%)、5位「体温」(16.2%)となっている。

感染予防のために免疫力に注目するようになった人や、外出自粛や働き方の変化によってストレスを意識するようになり、また、外出自粛やテレワークで運動不足による体重増加が気になった人が多いようだ。

ちなみに、テレワークでストレスを感じる同僚・上司の振る舞いの1位は「あいまいな指示出し」、2位が「チャットの途中で音信不通」、3位が「オンライン会議で頻繁にフリーズ」 、4位が「ちょっとしたことでオンライン会議」で、テレワークでは、オフィスでの仕事以上にストレスを感じてしまうようである。