転職したいと思っていても、仕事をしながらの転職活動はなかなか思うように進まず、ズルズルと現職を続けてしまっている人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、専任のキャリアアドバイザーが求人情報をマッチングしてくれる「転職エージェント」です。
しかし上手に転職エージェントを活用しないと失敗してしまうことも。

今回は失敗しない転職エージェントの選び方について、5つのポイントを紹介します。

転職エージェントとは

転職エージェントとは、転職をしたい人と人材を採用したい企業をつなぐサービスです。

転職サイトとの大きな違いは、専任のキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けられることだといえます。転職サイトは自身で求人情報を検索して応募しなければいけませんが、転職エージェントにはキャリアアドバイザーが在籍し、転職者のニーズにマッチした求人案件を紹介するのです。

また面接対策や条件交渉なども対応してくれる場合もあり、転職活動が不慣れな人でも安心して進められるでしょう。

転職エージェントには大きく分けて「総合型」と「特化型」の2種類のタイプがあります。

総合型は、あらゆる業界や職種の求人案件を扱っている転職エージェントです。案件数も膨大なので、豊富な選択肢から自分に合った案件を選べるのがメリットです。

一方の特化型は、特定の分野の求人案件のみを取り扱う転職エージェントです。特化型エージェントにはさまざまな種類がありますが、主に以下の分野があります。

・職種特化型(看護師、保育士、エンジニアなど)

・業界特化型(医療業界、IT業界など)

・年代特化型(20代、60代以上など)

・属性特化型(ママ向け、第二新卒向け、高卒者向けなど)

総合型に比べて案件数は少なくなりますが、知識が豊富なキャリアアドバイザーにサポートしてもらえる点がメリットです。

このような転職エージェントの特徴をまず理解する必要があります。

転職エージェントでよくある失敗例

では、なぜ転職エージェントを利用して失敗してしまうのでしょうか。転職活動で成功するために、転職エージェントでよくある失敗例を確認しましょう。

●希望条件の求人情報を紹介してもらえない

転職エージェントのキャリアアドバイザーの全員が、業界や職種についての専門的な知識があるわけではありません。特に総合型の転職エージェントではあらゆる職種を扱っているため、特定の企業については理解をしていても特定の職種についての理解が浅い場合があります。

職種や業界についての知識が浅いと、転職者のニーズを把握しきれずに希望条件に合わない求人情報ばかりを紹介されてしまいます。

しかし転職者は早く転職をしたいため、希望条件にマッチしていない求人情報でも「転職エージェントが進めてくれたから…」と思い、妥協して応募してしまうことがあります。

ミスマッチの求人に応募しても転職者の気持ちが盛り上がっていないため、結果的に面接がうまくいかず転職活動が長引いてしまいかねないのです。

●強引に進められてしまい意図しない企業に転職してしまう

転職エージェントによっては強引に話を進めるところもあります。転職者が納得していないのに強制的に選考を進められてしまい、意図していない企業に転職をしてしまうケースがあるのです。

なぜなら、ほとんどの転職エージェントは成果報酬型のビジネスモデルを採用しているからです。人材を募集している企業に転職者を紹介し、その転職者が入社することで報酬が発生します。

つまり他社に負けないよう、スピーディーに転職者を紹介しなければいけません。そのため転職者の意図を充分に理解せずに、半ば強引に選考を進めてしまうのです。

失敗しない転職エージェントの選び方5選

次に、失敗しないための転職エージェントの選び方について5つのポイントを紹介します。

●職種や業界に特化したアドバイザーがいる

転職者の希望条件をしっかりと把握して企業をマッチングしてもらうためには、職種や業界に特化したアドバイザーに相談するのが一番です。業界・職種ならではの事情を理解し、専門的な視点から希望条件にマッチする求人情報を紹介してくれます。

そのようなキャリアアドバイザーに出会うには、業界や職種の特化型転職エージェントに登録すると良いでしょう。

総合型転職エージェントでも、業界・職種専門のアドバイザーが所属していることもあります。WEBサイトでアドバイザーについて確認してから利用しましょう。

●転職者のキャリアプランを考えてくれる

キャリアアドバイザーはキャリア形成に関するプロフェッショナルです。転職者のキャリアプランを描き、将来につながる求人情報を紹介してくれる存在です。

しかし先述のとおり、自社の利益のために転職者のキャリアプランを考慮せず強引にすすめるアドバイザーがいることも事実です。

転職者のスキルや経歴をヒアリングしたうえで、将来像を一緒に考えてくれるキャリアアドバイザーがいる転職エージェントは優良といえるでしょう。

●サポート内容が充実している

転職エージェントを選ぶ際にはサポート内容もチェックしましょう。

エージェントによってサポート内容は異なりますが、以下の内容に対応してくれるエージェントは優良と判断できます。

・キャリアプランの提案

・希望条件にマッチした求人情報の紹介

・応募書類の添削や面接対策

・給与や待遇などの条件交渉

・入社日の調整

・現職の退職アドバイス

上記のように手厚いサポートをしてくれる転職エージェントを選べば、安心して転職活動ができます。

●非公開求人を保有している

WEBサイトやハローワークには掲載されていない非公開求人を保有しているかどうかも、転職エージェントを選ぶ基準になります。

非公開求人は他では知ることができない貴重な求人情報です。好条件の案件や新規事業の案件などが多いため非公開となっており、転職エージェントをはじめとする限られた人材紹介会社しか保有していません。

非公開求人を多く保有しているほど、転職者の選択肢も広がります。多くの案件から自分にマッチする求人を見つけたい人は、非公開求人を保有している転職エージェントを選びましょう。

●求人票には載っていない情報も教えてくれる

優良な転職エージェントは、転職者の不安に寄り添ってくれます。応募に不安を抱えている転職者に対し、求人票には書かれていない職場の雰囲気や人間関係なども教えてくれることがあります。

また求人票に掲載されていない情報まで知っているということは、その転職エージェントは企業との関わりが深く、企業からの信頼も厚いと判断できます。

求人票では知ることができない情報まで教えてくれる転職エージェントは、親身に相談に乗ってくれる優良なエージェントでしょう。

まとめ

転職エージェントは転職活動で頼りになる存在。人生の転機となる大事な転職活動は、信頼できる転職エージェントに任せたいですよね。

今回紹介した内容を参考に、自分に合った転職エージェントを選んで転職活動を成功させましょう。